【ネタバレ感想】映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』今までのバットマンとは違う!今作の魅力と違和感

画像引用元:映画.com『THE BATMAN -ザ・バットマン-』フォトギャラリー

こんにちは、はな(@hanahackpq)です。

先日、2022年3月11日公開の映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』を観てきました。

まず、今作のひとこと感想です。

はな

とにかくかっこいい!!!!(単純)

本作のうたい文句は

『ジョーカー』の衝撃を超える、最高危険度の謎解きサスペンスアクション

ということで、あのジョーカーを本当に超えられるのか、と、ハードルを上げて観に行ったのですが、相当面白かったです。

(ただ正直『ジョーカー』の衝撃を超えられていたかというと、、??それほどに『ジョーカー』は完成度が異常に高い作品でした)

それでは『THE BATMAN -ザ・バットマン-』の作品情報と感想を紹介します!

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『THE BATMAN -ザ・バットマン-』作品情報

両親を殺された過去を持つ青年ブルースは復讐を誓い、夜になると黒いマスクで素顔を隠し、犯罪者を見つけては力でねじ伏せ、悪と敵対する「バットマン」になろうとしている。ある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生。史上最狂の知能犯リドラーが犯人として名乗りを上げる。リドラーは犯行の際、必ず「なぞなぞ」を残し、警察や優秀な探偵でもあるブルースを挑発する。やがて政府の陰謀やブルースの過去、彼の父親が犯した罪が暴かれていくが……。

映画.com『THE BATMAN -ザ・バットマン-』より引用
タイトル『THE BATMAN -ザ・バットマン-』
上映時間176分
公開日2022年3月11日
監督・脚本マット・リーブス
キャストロバート・パティンソン、ゾーイ・クラビッツほか

感想:魅力と違和感が表裏一体

今作は、とにかくかっこよく、魅力がいっぱいにつまった作品でした。

けれど、私は所々で違和感を感じ「ジョーカーを超えた!」とまでは思えませんでした…。

今作の魅力と違和感は表裏一体だったので、一緒にご紹介していきます。

1. 【魅力】ストーリー展開が怒涛⇔【違和感】とにかく上映時間が長い

今作、とにかく展開が多いです。

はな

起・承・転・転・転・転・転・転…結!くらいに感じました

最初は、その展開の多さに圧倒されていましたが、途中から

「終わる…?!あ、まだ続く…」

となんとなく眠気すら感じ始めちゃいました。

しかしギリギリ、ちょうどいいタイミングでアクションが入るので寝ずにすみました。

3時間の長尺映画は、相当作品との相性が合わない限り、集中し続けるのが難しいですね。

2. 【魅力】サスペンスとしての完成度が高い⇔【違和感】バットマンである必要性の薄さ

今作はサスペンス色が濃く、ノーラン版バットマンを想像して観に行くと「面白いけどなんか思ってたのと違うぞ…?!」となる作品でした。

「世界最高の探偵」としてのバットマンは、原作ファンにはたまらないのかもしれませんが、ノーラン版バットマンのイメージしか持っていない自分からすると、はじめましてのバットマンでしたね。

それゆえか、警察内の汚職や、麻薬取引がどうとか、刑事映画やギャング映画にありそうなリアルな部分にコスプレお兄さん(バットマン)が混ざっているのはとても違和感。

はな

今作の事件を解決するのがバットマンである必要をあまり感じられませんでした。『セブン』のような、警察の話で十分なような…

ただ、バットマンの映画なのにバットマンがいなくてもいいのでは、って思えるということは、それほどに内容が詰まっているということなので、大きな魅力でもありますね。

3. 【魅力】あまりにも不気味なリドラー⇔【違和感】リドラーのリアリティの薄さ

今回のヴィランであるリドラーは、あまりにも不気味で気持ち悪くて、とても魅力的なヴィランでした。

だけど、なんというか、ジョーカーほどのリアリティを感じられませんでした。

はな

ジョーカーは、生まれるべくして生まれたヴィランのように思います。していることは決して許されることではないけれども、ジョーカーは社会の闇の中でもがき苦しんだ末に生まれたモンスター。果たして、ジョーカーが悪なのか、ジョーカーを生み出した社会が悪なのか、重い問いかけを投げかけてくるキャラクターでした。

リドラーもジョーカーと同じく、社会の闇から生まれたキャラクターではあるものの、リアリティは薄かったです。

再開発に期待していたのに、嘘ばっかりだ

言ってることは分かります。分かるんですが、人生レベルでの嘆きというよりも、ぼやきのようなレベルに聞こえました。

あんなに狂ったキャラクターが生まれるきっかけとしてはとても弱いような…

(これは私の社会的背景の理解不足もあるかもしれません…)

まとめ:映画の醍醐味がつまった作品

なんだかんだ、今作『THE BATMAN -ザ・バットマン-』は、映像の美しさ、音の迫力、美しいキャストたちと、映画の醍醐味が詰まった魅力的な作品でした。

いや、やっぱりバットマンかっこいいです。

ノーラン版のバットマンシリーズも観返したくなりました。

お読みいただきありがとうございました!

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