【名古屋】月イチ35mmフィルム上映『ラストサムライ』映写室バックヤードツアー付き上映会に参加してきた!

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こんにちは、はな(@hanahackpq)です。

私は先日、名古屋ミッドランドスクエアシネマで行われた特別企画「月イチ35mmフィルム上映『ラストサムライ』映写室バックヤードツアー付き上映会」に参加してきました!

この記事では、そもそもフィルム上映とは?について簡単に解説しながら、ツアーの感想をご紹介していきます!

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フィルム上映とは?

フィルム上映とは、映写機を使ってフィルムに光を当て、映像を映し出すという上映方式のことです。

2000年代までは主流だったフィルム上映ですが、現在、ほとんどの映画館では、フィルムではなくデジタルシネマの方式で映画を上映しています。

「デジタルシネマ」

デジタルシネマ(英語: Digital cinema)とは、銀塩フィルムの映画カメラの代わりに、デジタル記録方式のビデオカメラを撮影に使って録画・録音し、さらに映像編集から配給・上映・映写機に至るまでの一連のプロセスに、デジタルデータを使用する映画である。

引用元:wikipedia「デジタルシネマ」より

一般社団法人日本映画製作者連盟の統計によると、2023年12月末時点で全国にある3,653のスクリーンの内、デジタル設備が整っているスクリーンは3,602だそうです。

つまり、フィルム上映のみ行っているスクリーンは51しかないんですね。

はな

もちろん、デジタル設備が整っているスクリーンの中にも、特別興行としてフィルム上映をしているスクリーンもあると思います。そのため、単純にフィルム上映をしているスクリーン数としてはもう少し多いと考えられますが…それでも総数で考えるとだいぶ少なそうです。

このように、今ではフィルム上映の映画を観る機会は貴重です。

そんな中、名古屋ミッドランドスクエアシネマでは「月イチ35mmフィルム上映」と題して、過去の名作を毎月フィルムで上映しています!

これは、フィルム映画が好きな方にとっても、今までフィルム映画を観たことがないという方にとっても、とても嬉しい企画ですよね。

それでは、今回私が参加した「月イチ35mmフィルム上映『ラストサムライ』映写室バックヤードツアー付き上映会」について、概要や感想をご紹介していきます!

月イチ35mmフィルム上映『ラストサムライ』映写室バックヤードツアー付き上映会とは?

画像引用元:MOVIE-STATION[ムビステ!]公式X

月イチ35mmフィルム上映『ラストサムライ』映写室バックヤードツアー付き上映会は、ミッドランドスクエアシネマ17周年の特別企画のひとつです。

映写機やフィルムを見て、映写技師さんからフィルム上映についてお話を聞き、そのまま35mmフィルム上映の『ラストサムライ』を観ることができるという贅沢な企画です。

しかも、今回は特別企画のため『ラストサムライ』の上映料金1,100円に追加料金なし、つまり参加費は無料でした…!

はな

抽選だったので、申込期間終了後から毎日「当落メールいつ来るかな…」とソワソワしてました(笑)

【ツアー参加レポ】フィルムの世界との遭遇

ツアーでは、まずは映画館のスクリーン横にあるスタッフ用の出入り口から通路に出て、エレベーターで映写室のある7階へと移動しました。

エレベーターを出て、歴代の映画ポスターが飾ってある通路を進んでいくと、オフィスや楽屋のある部屋に到着。

ウェルカムボードは撮影OKでした。かわいい

楽屋では「ここは『レジェンド&バタフライ』の試写会の時に木村拓哉さんが座られた席ですよ~」なんて小話も聞かせてもらいながら、普段は見られないミッドランドの裏側にワクワクしてました。

そして、いよいよ映写室に移動です。

映写室では、映写機で映像を映し出す様子を見たり、実際の映写技師の方からフィルム上映についてお話を聞いたりすることができました。

その際に、フィルム上映の大変な部分(重いし大きいので運び込みが大変、映写機の操作は手動、上映するたびにフィルムが傷んでいくことなど)を知って驚くとともに、そんな苦労も含めてフィルム映画って愛おしいな、と思いました。

そして、実際にツアーの参加者が、フィルムを切ってみたり、フィルムを持ってみたり、映写機のスタートボタンを押してみたり、映写機にフィルムをかけてみたり…

今まで知らなかったフィルム映画の世界に触れられる、貴重な体験ができました。

その後、そのまま映写室の全体をざっと見せてもらえました。

映写技師さんの後を追って、映写室をとことこと歩いていくと

「ん…!?あの小窓から見えるのは…『オッペンハイマー』!?」

私は全く知らなかったのですが、映画館のシアターの映写室って全部繋がっているんですね…!?!

普段は見られない映画館の裏側に大興奮でした。

【まとめ】今この瞬間を味わえるフィルムの魅力

映写室ツアーの後は、少しの休憩を挟んで、フィルム上映の『ラストサムライ』を鑑賞してきました。

映写室で動いているフィルム映写機のことを頭に浮かべながらの映画体験は、いつも自分が見えているシアターの世界が少し広がったような、不思議な感覚がありました。

そして、上映するたびに傷などで質感が変わってくるフィルム映画って、この時、この瞬間だけのものという感じがして、なんかいいなぁ、なんて思います。

こんな素敵な企画を開催してくれるミッドランドスクエアシネマにいつも大感謝です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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