【感想】映画『ペナルティループ』世にも奇妙な復讐ループ!謎と矛盾すら魅力的

画像引用元:映画『ペナルティループ』公式X (C)2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS

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こんにちは、はな(@hanahackpq)です。

この記事では、2024年03月22日公開の映画『ペナルティループ』の感想を微ネタバレありでご紹介します!

タイムループ映画も、若葉竜也さんも大好きな私にとっては待望の作品で、公開数日前からソワソワしていました。

ぜひこの記事を読んで、みなさんの感想もシェアしてもらえると嬉しいです!

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映画『ペナルティループ』作品情報

「おはようございます。6月6日、月曜日。晴れ。今日の花はアイリス。花言葉は”希望”です」——岩森淳が朝6時に目覚めると、時計からいつもの声が聞こえてくる。岩森は身支度をして家を出て、最愛の恋人・砂原唯を殺めた溝口登を殺害し、疲労困憊で眠りにつく。翌朝目覚めると周囲の様子は昨日のままで、溝口もなぜか生きている。そしてまた今日も、岩森は復讐を繰り返していく。

Filmarks『ペナルティループ』あらすじより
監督・脚本荒木伸二
主演若葉竜也、伊勢谷友介
公開日2024年03月22日
上映時間99分

映画『ペナルティループ』は、荒木伸二監督の2作目の長編作品です。

荒木監督は、今作の制作にあたり『恋はデジャ・ブ』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『ミッション:8ミニッツ』の3本について、詳細に分析を行ったそうです。

そして、今までのタイムループ映画にない新しい作品を作るために、多くのタイムループ作品を研究し尽くしたそうです。

はな

私も有名なタイムループ作品はほぼ観た!というくらいタイムループ作品が大好きです。だからこそ、新しいタイプのタイムループ作品を作ってもらえることが嬉しいです。

それでは、今作の感想をご紹介していきます!

今作の2つの魅力 | なぜか謎や矛盾を受け入れられてしまう作品

映画『ペナルティループ』の世界観には、謎や矛盾が多くあるように感じました。

例えば…

■ 何度も犯人を殺せるVRプログラムが、被害者遺族の救済になり得るのか?
■ いくら同意したからといって、途中でプログラムを終わらせられないのはなぜ?(もはやそれは被害者遺族へのペナルティになるのでは?)
■ ペナルティループの空間が、現実世界と関係のない仮想空間であるのなら、犯人が語る真実も真実ではないのでは?
■ 結局、彼女が抱えていた謎は何だったのか?

普通なら、作品内で解決されない謎や矛盾が、映画を楽しむ上でのノイズになってしまうことは、よくありますよね。

しかし、今作の強みはここにあります。

なぜか、今作の謎や矛盾はノイズにならず、自然に受け入れられてしまうんです。

きっとそれには、今作の持つ2つの魅力が関係しています。

1.語るところ、語らないところが明確である

今作の魅力の1つ目は、脚本です。

脚本において、語るところ、語らないところを明確に線引きしており、語らないと決めた箇所については全く触れない。

これって、意外と勇気がいることだと思うんです。

例えば、今作では、タイムループが超常現象ではなくVRのプログラムであるということがしっかりと語られます。

しかし、殺された彼女がどんな事件に関わっていて、犯人の男は一体どういう人物(殺し屋…?何かの組織の人間…?)なのかについては、何も語りません。

そして、この被害者遺族救済プログラムに対する世間の声を想像すると、それだけでも濃いストーリーが生まれそうなくらいのものですが、そんな世間の声についても一切触れません。

この潔い線引きこそが、逆に、今作の世界観を自然に魅せることに繋がっているのでしょう。

2.キャストの演技が素晴らしい

今作の魅力の2つ目は、キャストです。

若葉竜也さん、伊勢谷友介さんの、肩ひじ張らないゆるっとした演技によって、キャラクターがとても魅力的に、実在感を持って描かれていました。

それによって今作の持つ謎や矛盾がノイズにならず「まあ、そういう世界観なんだな」と、まんまと思わされてしまいました。

はな

そして、若葉くんが劇中で食べているランチが大好きです(笑) 食べ方も最高に良いし、賞味期限間近のヨーグルトを食べるとき、パッケージごと食卓に出しちゃうのがリアルすぎてニヤニヤしちゃいました。

まとめ | 荒木監督の作り出す不思議な世界観が好き

この記事では、映画『ペナルティループ』の感想をご紹介しました!

今作は、不思議で奥深いのにライトさも兼ね備えている、バランスの良い作品だと感じました。

荒木監督の作り出す不思議な世界観をこれからも楽しみにしています。

はな

今作を観た時、私が世にも奇妙な物語の中で最も好きな作品の一つである『懲役30日』を思い出しました!仮想空間で罰を受ける側のお話ですが、とても面白いので、気になる方は検索してみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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