心を奪われる広告の話|行定勲監督・銀座ダイヤモンドシライシ

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こんにちは、はな(@hanahackpq)です。

先日、私はYouTubeで見かけたある広告に、一瞬で心を奪われてしまいました。

それは、銀座ダイヤモンドシライシのブライダルジュエリーの広告です。

あまりにもその広告(ショートムービー)が好きで、頭から離れず、思わず次の日に検索をしてしまいました。

はな

(2024年11月追記)新しいバージョンの広告が出たため、現在はそのショートムービーは非公開になっているようです…!残念。

この広告を手がけたのは行定勲監督

調べてみると、この広告を手がけたのは、映画監督の行定勲さんであると知りました。

行定監督といえば、窪塚洋介主演の映画『GO』(2001年)や、平成を代表する恋愛映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)、最近では又吉直樹原作の映画『劇場』(2020年)など、数多くのヒット作を生み出してきた実力派の監督です。

ちなみに、私は行定監督の作品だと『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020年)、『真夜中の五分前』(2014年)が大好きです。

儚く刹那的、でも力強い人間の感情そのものや、人間の美しさのようなものを表現するのがすごく上手い監督ですよね。

ここ5年以上、行定監督は銀座ダイヤモンドシライシの広告に携わっているとのことですが、確かにブライダルジュエリーと行定監督の世界観の相性は抜群ですね。

また、行定監督の作り出す世界観に木竜麻生さん、若葉竜也さんの存在感が自然にフィットしていて、素晴らしかったです。

とても現代的で、素朴で、だけど美しい

このショートムービーの物語は、とてもシンプルです。

彼は、仕事をしながら眠ってしまった彼女の書類の中に「愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。」という言葉を見つけます。

そして、彼は寝ている彼女の横に、そっと指輪と手紙を置きます。

彼が出かけた後の1人の部屋で、彼女は上下スウェットで朝食を頬張りながら、指輪を見て幸せそうな顔をするのです。

行定監督は「同じ方向を向き、同じ将来に向かって歩んでいるふたりにはこのようなプロポーズのスタイルも良いのではないか」とインタビューで語っていました。

とても現代的で、素朴で、だけど美しい。

こんな広告なら、いつまでも見ていたいな、なんて思いました。

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