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こんにちは、はな(@hanahackpq)です。
私は音楽が好きで、音楽映画というだけで内容に関わらず惹かれちゃいます。
そして、音楽映画は良い音響で観てこそ最大限に楽しめると思うので、なるべく劇場で観るようにしています。
というわけで、気になっていた音楽映画『ディア・エヴァン・ハンセン』を観てきました。
期待値としてはそこそこ。というのも私は感動映画が少し苦手です。
そういうこともあり、正直今回はネガティブな感想が多いかもしれません。
ただ、もちろん、映画の感じ方は人それぞれであり、そういうところも含め映画の面白さだと思うので、気楽にお読みいただけたらと思います!
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あらすじ・キャスト
エヴァン・ハンセンは学校に友達もなく、家族にも心を開けずにいる。ある日、自分宛に書いた“Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)”から始まる手紙を、図らずも同級生のコナーに持ち去られてしまう。後日、校長から呼び出されたエヴァンは、コナーが自ら命を絶った事を知らされる。悲しみに暮れるコナーの両親は、手紙を見つけ息子とエヴァンが親友だったと思い込む。彼らをこれ以上苦しめたくないエヴァンは思わず話を合わせてしまう。そして促されるままに語った“ありもしないコナーとの思い出”は人々の心を打ち、SNS を通じて世界中に広がり、彼の人生は大きく動き出すー
Filmarks『ディア・エヴァン・ハンセン』あらすじより
主人公エヴァン・ハンセンを演じたのはベン・プラット。
楽曲は 『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』を手掛けたベンジ・パセック&ジャスティン・ポールということで、期待大でした。
特に、ラ・ラ・ランドの音楽はすごく好きで、何度も何度もサントラを聴いた思い出があります!
元々『ディア・エヴァン・ハンセン』はブロードウェイのミュージカルだそうです。
正直、見終わったあと「映画として観るよりも、ミュージカルとして観たほうが色々感じるものが多いんじゃないかな」と思ったりしました。
【感想】苦しみを乗り越えるために必要なメッセージとは?
具体的な内容(ネタバレ)を含みます。また、絶賛するような内容ではないので、こういう意見もあるんだーという気持ちでお読みいただけると幸いです!
正直、最初から最後まで、私としては何も刺さりませんでした。
あくまで個人的な感想ですが、すべてが抽象的に感じました。
「エヴァンやコナーのように、生きづらさを感じ、苦しみながら生きている人もいれば、アラナのように明るく見えても実は苦しさを抱えている人もいる。みんな苦しい、でも、みんな一人じゃないんだよ」
という本作のメッセージ。
私個人としては、人生における苦しみを乗り越えるために必要なのは結局そんな曖昧な言葉じゃないと思っていて、本当に大切なことは、一人で考えて考えて苦しさを乗り越える、本当に無理な場合は潔く逃げることだと信じています。
「一人じゃないよ、思い詰めすぎないで」
なんて、そのプロセスを踏む際の前提でしかなくて、もっと必要な、伝えるべきメッセージは他にあるんじゃないかなって思っちゃいました。
そして、心の弱さをすべて病気として片づけて、子供たちが普通に抗うつ薬を飲んでいる社会は正しいとは思えなかった。
まとめ
個人的には微妙でした。曲もあまり刺さらなかったです。(歌声は素敵でした!)
ミュージカルに比べ映画は、答えを目の前に突き出されているように感じてしまうので、メッセージ性や伝えるものが限定的に感じられる気がします。
なので、この作品はやはりミュージカルで観るほうが、自分自身の感性で良さを感じられるのかなーなんて思いました。
お読みいただきありがとうございました!
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(といいつつ、ラ・ラ・ランドも、グレイテスト・ショーマンも家で観たような…)