映画『生きる LIVING』感想 | ビル・ナイが歌うあの曲のタイトルは?

画像引用元:映画『生きる LIVING』公式Twitterより

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こんにちは、はな(@hanahackpq)です。

この記事では、2023年3月31日公開の映画『生きる LIVING』の感想をご紹介します!

今作は、米アカデミー賞の脚色賞および主演男優賞にノミネートされていた作品です。

アカデミー賞の結果は惜しくも受賞ならずでしたが、評判通り、心がじんわりあったかくなるような素敵な作品でした♪

ネタバレというネタバレは無い作品ですが、情報をなるべく入れずに観たいという方は、鑑賞後にこの記事をお読みいただけると嬉しいです!

むぎ

僕はオリジナルの『生きる』を観ていないんだけど…オリジナルを観ていなくても楽しめるのかな?

はな

オリジナル未鑑賞の私でも今作はとっても楽しめたよ♪でも、今作が面白かったからオリジナルも観てみるつもり!

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配信情報は2024年1月時点です

『生きる LIVING』のあらすじ・キャスト

1953年。第二次世界大戦後、いまだ復興途上のロンドン。公務員のウィリアムズ(ビル・ナイ)は、今日も同じ列車の同じ車両で通勤する。ピン・ストライプの背広に身を包み、山高帽を目深に被ったいわゆる“お堅い”英国紳士だ。役所の市民課に勤める彼は、部下に煙たがられながら事務処理に追われる毎日。家では孤独を感じ、自分の人生を空虚で無意味なものだと感じていた。そんなある日、彼は医者から癌であることを宣告され、余命半年であることを知る――。彼は歯車でしかなかった日々に別れを告げ、自分の人生を見つめ直し始める。

映画『生きる LIVING』公式HPより
監督オリヴァー・ハーマナス
脚本カズオ・イシグロ
主演ビル・ナイ
公開日2008年3月8日
上映時間104分

今作は、1952年公開の黒澤明監督映画『生きる』が原作の作品です。

カズオ・イシグロは、今作の脚本の執筆のために『生きる』を改めて1回だけ観かえし、脚本を執筆したそうです。

また、原作からの変更点の一つが「オフィスで働き始めたばかりの青年ピーター」=「戦後復興の最中のイギリスにおける、若く新しい世代の描写」を多く加えたことだそうです!

私は原作をまだ観ていないので比較できませんが、確かにピーターやマーガレットといった若い世代こそが、今作における軽やかなエネルギーの源であり、確かな土台になっているように感じました。

今作で描かれる「生きること」とは

監督のオリヴァー・ハーマナスはこの物語に普遍的なテーマを見出している。「これは死が生を肯定する物語です。・・・」(中略)

ナイは同意する。「この映画は、私たちが死とどう向き合うか、与えられた時間をどう尊重するかということを描いています。・・・」(中略)

イシグロにとって、・・・(中略)「私が『生きる』に強く惹かれたのは、自分自身にとっての勝利の感覚を持つことが大切だというメッセージです。それはとても質素なものかもしれませんが、少しだけ自分を超えることです。誰にも認識されないかもしれませんが、自分にとっては大切なことなのです」

映画『生きる LIVING』公式HPより

今作は、日々を無感動に過ごしていた英国紳士のウィリアムズが、死を目前として本当の意味で「生きる」ことを決意する物語です。

そこで描かれる「生きる」は、決して大げさなものではなく、ただ自分がするべきことに精一杯取り組み、自分自身の生き方や生活に対して小さな満足感を得ることでした。

ウィリアムズは、市役所職員として、住民の要望だった公園を完成させましたが、その手柄は他部署のものとなりましたし、彼の死後、部下たちは結局は “ゾンビ” だったウィリアムズと同じように、無感動に仕事をしていました。

はな

部下たちはウィリアムズの葬式帰りに「これからはウィリアムズのように、市民のために仕事をしていこう!」と決意していました。しかし、そんなにすぐには変われないのが人間だよなぁ…という部分もリアルで良かったです。

それでも、大切なことは、ウィリアムズが自分の生き方に小さな満足感を得たこと、そして、ウィリアムズが行動したことによって住民やピーター、マーガレットの心の中に彼という存在が残っていることなのです。

自分のするべきこと、したいことに精一杯取り組むこと、たったそれだけのことで私たちは「生きる」ことができる、と教えてくれる素敵な作品でした。

ビル・ナイが歌う曲のタイトルは?

この写真の木がRowan Tree=ナナカマドの木です

原作『生きる』で歌われた「ゴンドラの唄」に代わり、今作では「The Rowan Tree」が象徴的に歌われています。

ウィリアムズが酒場で歌うシーンでは、彼の歌声があまりにも感傷的で美しく、思わず泣いてしまいました。

まとめ:『生きる LIVING』は仕事や人生で悩んだ時におすすめの作品

映画『生きる LIVING』は、とても普遍的で、誰の人生にも通じるようなメッセージ性を持っています。

特に「自分はなぜ働いているのか」「自分は何のために生きているのか」、そんな風に悩んでいる方に観てほしい作品です。

最後までお読みいただきありがとうございました♪

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